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【参院選2019】日本維新の会、東京・神奈川で躍進 知名度高い候補と細かなマーケティング (1/2ページ)

 参院選で、日本維新の会(代表・松井一郎大阪市長)が大躍進した。おひざ元である大阪選挙区(改選定数4)や兵庫選挙区(同3)に加え、初めて東京選挙区(同6)や神奈川選挙区(同4)でも議席を奪取したのだ。「選挙区5、比例5」の10議席を得て、公示前の7議席を上回った。自民党には飽き足りない保守層の「受け皿」となり、名実ともに全国政党になった。

 「すべての候補者が死力を尽くし、悔いなく戦えた。『まともな野党』として是々非々を貫きたい」

 松井氏は21日夜、万感の思いでこう語った。

 投票箱のふたが閉まった同日午後8時、早々と大阪選挙区の梅村みずほ氏と東徹氏の「当選確実」が伝えられた。

 大阪は維新の金城湯池だ。4月の大阪府知事・市長のダブル選のほか、衆院大阪12区補欠選挙、統一地方選(大阪府議・市議)と、破竹の勢いで勝ち進んできた。

 今回の参院選では、地盤とする関西から、全国各地の地域政党との連携を足がかりに、国政への影響力を増す作戦に打って出ていた。

 選挙戦では「身を切る改革」を前面に出した。安倍晋三政権に「何でも反対」で、対決姿勢ばかりみせる左派野党とは距離を置き、与党とも是々非々路線をとる独自性が有権者に受け入れられた。

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