記事詳細

韓国、米に日韓対立“仲介”要請も不発 ボルトン氏、河野外相へ「仲介する意思ない」と伝達か

 韓国は、米国籠絡も失敗した-。訪韓中のジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相らと会談した。韓国側は、日本政府による半導体素材の輸出管理強化に反発し、米国側に事態打開への橋渡しを依頼したが、期待外れに終わった。背景には、文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する、ドナルド・トランプ米政権の根強い不信感がありそうだ。

 「インド太平洋の安全と繁栄に欠かせない、重要な同盟国の指導者らとの生産的な出会いを期待している」

 ボルトン氏は康氏らとの会談に先立ち、ツイッターでこう発信した。

 会談では「北朝鮮の非核化」に日米韓の3カ国で協力する必要性を確認した。文政権は、日本政府による輸出管理強化について、米国の仲介を期待していたが、ボルトン氏の反応は伝えられていない。

 実は、ボルトン氏は訪韓直前、日本で河野太郎外相と会談した際、対立が深まる日韓関係について、米国として積極的に仲介する意思はないと伝えていたという。共同通信が24日、報じた。

 そもそも、日本政府は輸出管理強化に踏み切る前、韓国の輸出管理体制への疑念も含めて米国側に措置を伝達していたとされる。

 米国側はこれとは別に、文政権の中国寄りの姿勢に不信感を覚え、米朝協議の中枢から引き剥がした。今回の件をめぐり、文政権が日米韓の安全保障の基盤といえる「日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」の破棄をチラつかせたことに激怒しているという。

 日米両国は、文政権と距離を置き始めている。韓国国民は冷静になって、自国の立ち位置を見つめ直すべきだ。

関連ニュース