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スイス検察もゴーン被告を捜査 「日本の要請受け」

 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)を巡り、スイス・チューリヒの州検察当局は29日、東京地検の捜査共助要請を受け、捜査を始めていることを明らかにした。東京地検は日産とフランスのルノーから支出した資金の欧州や中東での流れに関心を持っているとされ、関連の銀行口座などが捜査対象になっているとみられる。

 チューリヒにはスイスなど欧米の金融機関が拠点を置くほか、富裕層が利用するプライベートバンクや投資銀行も多い。

 スイスの連邦司法警察省の報道官は共同通信の取材に対し、今年1月14日に捜査共助要請を受理し、略式調査を行った後、3月8日にチューリヒ州の検察に委託したと説明した。(共同)