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【沖縄が危ない!】離島への陸自配備、反対派の「二重基準」に疑問 根底に「軍事力は悪」という固定観念 (1/2ページ)

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 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺にある石垣島や宮古島は、日本の安全保障を支える要衝だ。防衛省は今年3月、宮古島に陸上自衛隊の駐屯地を開設したが、反対派の思わぬクレームで、のっけから岩屋毅防衛相が謝罪する事態に陥った。

 「(地元への説明が)不十分だった。おわび申し上げたい」

 駐屯地敷地内に、中距離多目的ミサイルや迫撃砲弾が保管されていることが4月、東京新聞の報道で発覚したのだ。事前の住民説明会で防衛省は、保管庫の中身までは詳細に公表していなかった。

 反対派は猛反発し、地元メディアは「うその説明を続け、秘密裏に弾薬を持ち込む防衛省の姿勢は住民を愚弄するもの」(県紙の沖縄タイムス)などと糾弾した。

 沖縄本島と宮古島間は、中国の軍艦や軍用機が太平洋へ抜ける際の通り道だ。有事の際に宮古島の部隊は、中国軍の展開を阻止する門番のような役割を果たす。小銃で武装するわけでもあるまいし、ミサイルが駐屯地に保管されることは当然想定されるはずだ。説明不足を認め、率直に頭を下げた防衛相の姿勢は評価するが、反対派の主張も言いがかりに近い。

 日本最西端の与那国島にはすでに2016年、陸自駐屯地が開設されている。石垣島では今年3月、駐屯地建設に向けた用地造成工事が始まった。沖縄本島以南の3離島で陸自が連携し、中国軍に対する鉄壁の防衛体制構築を狙う。

 しかし、反対派は何とか足を引っ張りたいようだ。

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