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【沖縄が危ない!】極左的な革新リベラル候補が続々当選… 「不思議の国」に変貌した沖縄 (2/2ページ)

 しかし、玉城デニー知事や沖縄メディアは、移設を「新基地建設」と言い換え、あたかも新たな基地負担や戦争準備が進むようなイメージを振りまく。平和を第一に願う沖縄の県民性を逆手に取った宣伝戦略である。

 県民に広がる反基地感情に配慮してか、参院選の自民党候補は辺野古移設について「口が裂けても推進とは言わない」と発言する。安倍政権のスタンスとは異なるが、自民党は黙認した。

 政治家は時に有権者の意思に逆らってでも、自らの信念に従って行動しなくてはならない時がある。だが、沖縄では、与野党とも有権者に耳当たりのいい言葉だけ乱発し、国益や県益のため、あえて厳しいことを言う気概がない。これでは沖縄の世論は変わらない。

 無党派層も、メディアが作りだす刹那的な反戦平和ムードに、無邪気に乗せられていないか。政策の方向性は真逆だが、ドナルド・トランプ米大統領のアジ演説に熱狂する米国民と、現在の沖縄県民に大きな違いはない。

 ■仲新城誠(なかしんじょう・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。同県のメディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に『「軍神」を忘れた沖縄』(閣文社)、『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』(産経新聞出版)など。

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