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【日本の元気 山根一眞】京アニ、惨劇からの復興…35人の思いを未来に 日本の魅力を世界に伝える日本アニメ (1/2ページ)

 35人の命が奪われた京都アニメーション(京アニ)事件は、日本犯罪史上最悪の大量殺人事件となった。犠牲者の家族や友人、知人、ファンのみならず、世界の多くの人々がやりきれない哀しみに沈んでいる。

 それだけに、安倍晋三首相は「日本中で喪に服しましょう」と呼びかけるべきだった。「参院選挙戦に入っていたから」という言い訳が聞こえそうだが、全候補者が一日だけでも選挙戦を中止して喪に服すことがなぜできなかったのか。やたらと株を上げた「れいわ新選組」の山本太郎代表も安倍首相も、思いやる心、大きな悲しみを共有しなかった政治家という点では同じじゃないか、と思ってしまう。

 日韓関係がいかにこじれても、韓国の若者たちが日本のアニメポスターを引き破り、足で踏みつけることはしない。日本のアニメが世界中の人々の心の中に、生きる勇気や思いやる心を育んできたからだ。

 だからこそ、海外ではたちまち2億円に迫る支援金が集まり、カナダからはトルドー首相が、台湾からは蔡英文総統が追悼のメッセージを寄せたのだ。フランスや中国の動画関連組織や企業も京アニへの支援声明を出している。失われた命は支援金で取り戻すことはできないが、遺族への十分な経済的支援は必須。また、第1スタジオの貴重な資産すべてを失った京アニの一刻も早い復興は、亡くなった35人の思いを未来に向けて伝えていくためにも成し遂げなくてはいけない。

 アニメをコアとする日本の文化を世界に広く伝え、日本という「国家」の魅力を高めようと国が取り組んできたのが「クールジャパン」だ。ウェブ上にこんなQ&Aがウェブが公開されている。

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