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宮城・福島で震度5弱…「首都圏誘発地震」に警戒! 相模トラフに影響、関東一円で起きやすい状況に

 4日夜に福島県沖を震源とする最大震度5弱、マグニチュード(M)6・4と推定される地震が発生し、首都圏でも広い範囲で震度3を観測した。専門家は、首都圏への「誘発地震」や、関東一円、相模トラフの地震への注意を促した。

 4日の地震について「震源がやや深い地震だったので、離れた首都圏でも比較的大きく揺れた」と解説するのは、夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏。

 「2011年の東日本大震災の余震と考えられる」とみるが、震源域から離れた場所で起きる「誘発地震」にも注意すべきだと指摘する。「岩手県から福島県にかけて内陸の誘発地震を起こす可能性がある。首都圏も地震のエネルギーがたまっている場所なので、誘発地震が起きるかもしれない」と話す。

 立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏は、「東北太平洋側で地震が起きると、約2割の確率で、長野県北部から新潟県の中越、下越地方に伝播(でんぱ)する可能性があり、数日は警戒すべきだ」と指摘する。

 日本列島は、太平洋、北米、ユーラシア、フィリピン海の4つのプレート上にある。高橋氏によると、近年はプレートのバランスが崩れており、特に「太平洋プレートの動きが盛んになっている」ことから、以下の地域で警戒が必要だと強調する。

 「伊豆半島東部から東京湾、房総半島沖まで続く相模トラフに影響が出る可能性もある。関東一円で地震が起きやすい状況になっている」

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