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【幸せおじさん製造所】我が子にマスターベーションをどう教えるか

 先日、性教育に関するインタビュー記事を書いていたのですが、その中で、子供のマスターベーションで悩みを抱えている親御さんが多いという話を聞きました。確かに好奇心旺盛の子供。自分の体の一部に、触ったら気持ちがいい箇所があれば、気になってしまう子もいると思います。

 もし、我が子がマスターベーションをしたら、どう対応しますか? やめさせるのでしょうか。それとも、肯定してあげるべきでしょうか。

 私と同世代の女子も徐々にお母さんになっていく中で、この悩みは、他人ではなく当事者としてのものに変わっていくような気がしました。

 マスターベーションが悪かと聞かれたら、悪ではありません。自然な欲求です。でも、他人にわざわざ公開するような内容でもありません。

 性教育に携わる人にインタビューしていく中で、ひとつの回答というものに巡り合えました。それは、否定するのではなく、しっかりと伝えるということ。そして、伝えた上で、大切な場所だから、気をつけてほしいという話をすること。セクシュアルなネタは、タブー視されがちです。しかし、それらは大切な情報でもあります。

 私は小学生の頃、エレベーター待ちをしていた時に知らない男性からお尻を触られました。「ちょっといい? ちょっといい?」と言われながら触られたのですが、(この人は何をしているんだろう?)と疑問に思いました。しばらくしてから様子がおかしいと感じたので、叫んでなんとか助かりましたが。その時の私は、自分のお尻や胸が、一部の大人の男性から求められることに対して知識が全くなかったのです。

 何も知らないままだと、変な人に話しかけられてもそれが変な人なのか、そうでないのかわからないのです。無知こそ一番恐ろしいと感じました。だからこそ、大切な我が子が、もしマスターベーションをしていたら、自分の大切な場所についてキチンと教えてあげたいと思います。

 ■くどうまおり 津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。

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