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【政界マル秘紳士録】自民党・二階俊博幹事長 「安倍4選」で再任アピール、政局読む嗅覚と勝負勘抜群 (1/2ページ)

 「日数とか、年数がどうだとかということで判断するものではない。だけど、そういう大先輩に日数が近付いたということに関しては、長く居すぎたかなと思っている」

 自民党の二階俊博幹事長は、幹事長の通算在任記録が、かつての師事した田中角栄元首相に迫っていることを問われて、こうはにかんだ。

 二階氏が幹事長に再任されるかどうかは、9月の内閣改造・党役員人事の最大の焦点と言っていいだろう。加齢による体力の衰えや、長期間の在任していることなどを理由に「そろそろ交代してもいいのでは」との声が上がる。

 しかし、二階氏自身は再任に意欲満々だ。

 参院選投開票日の7月21日夜のラジオ番組で、安倍晋三首相の「自民党総裁4選」を打ち上げたのも、その表れだ。安倍首相への強烈な再任アピールとなったのではないか。副総裁に格上げする案も取り沙汰されるが、「断るだろう」との予想がもっぱらだ。

 二階氏の幹事長としての存在感は大きい。「安倍3選」に際しては、総裁任期を延長する党則改正を主導、いち早く安倍首相支持を打ち出して、その流れを作った。

 政局を読む嗅覚、勝負勘の良さは抜群だ。議員外交でも異彩を放つ。特に、対中国では独自の人脈を駆使し、政府特使として習近平国家主席とも会談した。

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