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韓国「GSOMIA破棄」なら…日米“怒りの鉄槌” 軍事・経済的にさらに孤立、自滅へ (2/3ページ)

 GSOMIAは、日韓両国で北朝鮮の核・ミサイルの情報を共有する取り決めだ。北朝鮮の核実験が相次いだ2016年、当時のバラク・オバマ米政権の強い要請もあり、締結された。

 ところが、文政権は、日本政府が貿易上の優遇措置を適用する「グループA(『ホワイト国』から改称)」から韓国を除外したことを受け、1年ごとの更新期限となる「8月24日」を前に、破棄を示唆している。

 日米韓の連携に綻(ほころ)びが生じれば、対北朝鮮の抑止力が効かなくなるばかりか、中国やロシアをも利する。

 トランプ大統領は7日、在韓米軍の駐留経費に関連して、「3万2000人の(米軍)兵士が駐留し、韓国を助けてきたが、事実上、何も得られていない。非常に不公平だ」とホワイトハウスで記者団に語ったが、一連の「韓国の裏切り」に不満を爆発させた可能性もありそうだ。

 実は、GSOMIA破棄について、「日米には影響が少なく、韓国にダメージが大きい」という指摘がある。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「もともと、情報収集力は米軍が圧倒的優位に立っている。日本も情報収集衛星を7基保有している。韓国は北朝鮮に近い分、核実験情報や弾道ミサイルの発射地点付近の航跡などは細かく分かるが、それ以外は、日米にメリットは少ない。韓国が北朝鮮にスパイを潜り込ませて入手した秘密情報は、GSOMIAに関係なく、提供するはずがない」と指摘する。

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