記事詳細

「暑い・寒い」大論戦、ネット上で勃発! 設定温度クールビズ推奨「28度」姫路市「25度」 専門家推奨の温度は? (1/2ページ)

 「室温28度」-。これは環境省が「クールビズ」の一環として推奨している冷房時の設定温度だが、兵庫県姫路市は、設定温度を「25度」にする改革に乗り出した。快適に働いて作業効率を上げるには、何度に設定すればいいのか。

 姫路市は7月16日から8月30日まで市庁舎内の室温を25度に設定している。クールビズは省エネ効果がある一方で、作業効率が落ち、残業が増えるという研究結果を知った清元秀泰市長の肝いりで検証が開始された。職員へのアンケートや残業時間、電力使用量の変化などを総合的に判断した上で、今後の室温設定を決定するという。

 市人事課は「職員からのアンケートを取っていない段階」としながらも、「おおむね好評で、喜ばれている。ただ男女問わず一部で『寒い』という声もある」という。

 環境省は、同市の取り組みを「承知している」とした上で、「28度は目安として設定しており、冷房時は無理のない範囲で適切な温度設定をお願いしたい」とクールな対応だった。今後も「28度」を変更する予定はないという。「スーパークールビズ」としてポロシャツ通勤などの対策を実施しているため、「暑い」と訴える職員はいないとのことだった。

 「室温28度」の根拠は、労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」にある室温設定(17度以上28度以下)と、CO2など温室効果ガスの排出量削減を考慮した数値とされる。

関連ニュース