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お盆直撃の超大型台風、大潮で“殺人高潮”発生の可能性も 気象予報士「沿岸部の人は接近前から高台に避難を」 (1/2ページ)

 大型の台風10号がお盆休みの列島を直撃する。関西など西日本に接近・上陸する見通しのほか、強風域が日本全域を覆うとみられている。新幹線、空の便など交通網が麻痺するだけでなく、15日が満月で大潮となり水位が上がることから、異常な高さの“殺人高潮”が発生する可能性もある。命を守るために-。警戒域のみならず徹底した避難行動を取るべきだ。

 大型の台風10号は14日、時速約10キロの自転車程度の速度で四国・九州沖を北寄りに進んだ。15日にかけて暴風域を伴い西日本に接近・上陸するとみられる。

 台風の接近・通過による総降水量は、西日本から東日本太平洋側の南東斜面を中心に、多い地域で1200ミリを超える見通しで、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。

 お盆休みのUターンラッシュと重なり、交通機関は壊滅状態だ。

 JR西日本は、山陽新幹線新大阪-小倉間の運転を15日の終日、見合わせる。JR東海は同日の山陽新幹線と東海道新幹線の直通運転を取りやめ、同新幹線の運行本数を減らすことを決定。日航と全日空は、すでに九州各地の空港を発着する14日の計約100便を欠航としたが、15日も多大な影響が出るとみられている。

 最悪なのは、15日が満月で大潮となり、普段より潮位が上がるなか、そこに強風が襲うため、異常な高潮が発生しかねないことだ。

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