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【富坂聰 真・人民日報】中国人の死因順位に変化 肺がんがトップから転落、1位「中風」のワケ (1/2ページ)

 日本で年金をめぐって飛び出した、「老後資金が2000万円必要」との発言が騒ぎを招いていた同じころ、中国でも年金(養老金)に絡んでちょっとした騒動がネットで持ち上がっていた。

 発端は、2035年に中国の年金の資金は底をつく、というネットで流布された噂だった。

 日本同様、中国でも政府が専門家を動員して火消しに躍起になった。もともと社会保障に「手厚い」という印象のない中国だけに、さもありなんと思いきや、この話はそういうことでもないらしいのだ。

 というのも、資金枯渇の根拠は、一部の地方で起きている年金資金の不足に関するデータだというからだ。

 これは政府が指摘している通り、主な原因は労働力の流動の問題だ。

 日本と似て、中国も現役世代が老後世代を支える方式をとる。その中国では、仕事のある地方に労働者が移動する人口の激しい流れがあり、不公平が生じてしまっていたということだ。

 まあ、年金資金が潤沢か否かという話は別にしても、今回の騒動は空騒ぎであったということだ。

 その話に関連してなのか否か、同じころに話題となったのは、中国人の死亡原因についてだ。

 ちょっと前まで、中国人の死因のランキングでは、そのトップは「肺がん」と相場は決まっていたものだ。中国ウォッチャーならば反射的に「肺がん」というワードが頭に浮かぶのがふつうであった。

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