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1匹数秒の早業! 「金魚すくい」栄冠狙う“すご腕”兄弟、大阪から道場通い猛特訓 奈良県大和郡山市で「全国大会」 (1/2ページ)

 夏祭りと言えば、金魚すくい。全国有数の金魚の産地・奈良県大和郡山市で、18日に第25回全国金魚すくい選手権大会が開かれる。近年は各地から1000人以上が参加する中、強豪として知られる大阪市城東区の兄弟がいる。小中学生の部で連覇した中学1年、難波大智さん(12)は3連覇、兄の高校1年、輝大さん(16)は一般の部での初優勝を目指して自宅から大和郡山市の道場へ通い、特訓を続けている。

 大和郡山市内の土産物店が運営する金魚すくい道場「こちくや」。練習試合開始の合図で、水槽の前にしゃがみこんだ子供たちが、赤い金魚を「ポイ」の上に静かにのせ、手際よくボウルに移し、道場主の下村康氏さん(74)がポイの持ち方などをアドバイスする。

 大会は、約1000匹の金魚が泳いでいる縦136センチ、横65センチの水槽から直径8センチの枠に和紙を張ったポイで3分間に何匹すくえるかを競う。個人戦は小中学生の部と一般の部のほか、3人一組の団体戦がある。一般の部の前回優勝成績は67匹、小中学生の部で連覇した大智さんは57匹、3位の輝大さんは47匹だった。1匹当たり数秒の早業だ。

 輝大さんは小中学生の部で4度の優勝を誇る。高校1年になり今年から一般の部に参加、初優勝を目指す。「少しポイが破れたとしても、最後の1匹まで諦めない気持ちも大切」と意気込む。

 大智さんは野球部所属で練習が忙しいが1年を通して3週間に1度は道場へ。じっくりポイを見極め、なるべく和紙にむらがなく、枠に密着しているものを選ぶ。「ポイを斜めから入れて水の中で水平に。動きの少ない金魚を狙うのがこつ」と教えてくれた。

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