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米、国連安保理で有志連合訴え ポンペオ氏はイラン非難へ

 中東のホルムズ海峡近くで相次いだタンカー攻撃をめぐり、20日に開催される国連安全保障理事会の会合で、ポンペオ米国務長官がイランによるタンカー拿捕などを非難し、海峡の安全確保を目指す米主導の有志連合への参加を呼び掛ける演説を行う方向で調整していることが15日、分かった。複数の米政府当局者が明らかにした。

 有志連合をめぐってはイランとの関係悪化や報復などへの懸念も根強く、各国の十分な賛同を得られていない。ポンペオ氏は、イランとの戦争ではなく「監視を強化し、航行の自由を守るのが目的だ」(米高官)との立場を強調し、各国の理解を得たい考えだ。

 イラン核合意を一方的に離脱したトランプ米政権は、イランを孤立化させようと各国に圧力強化への協力を求めているが、欧州、中国など米国の制裁に懐疑的な国が多いのが実情で、包囲網強化は思うように進んでいない。ホルムズ海峡近くで相次いだタンカー攻撃についてもイランの関与を主張しているが、同調する動きは少ない。(共同)

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