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低投票率な埼玉県知事選…脱却へ“翔べる”か!? 「埼玉県民には…」人気漫画の名ぜりふで呼び掛け

 過去3回の投票率が20%台に低迷する埼玉県知事選で、25日の投開票に向けて県選挙管理委員会が関心を呼び起こそうと必死だ。猛暑や選挙疲れなど有権者の足が遠のく要素が重なる中、今回は「ださいたま」な低投票率から抜け出せるか。

 「埼玉県民には…!投票に行かせておけ!!」。埼玉をからかうように描きつつ、郷土愛もにじませる人気漫画「翔んで埼玉」の主人公が絶叫するポスター。大ヒットした映画版でも使われた名ぜりふ「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」にちなみ、県選管が作成、駅構内などに掲示した。

 総務省によると、全国の知事選の最低投票率は2011年の埼玉県知事選で24・89%。ワースト5のうち3つが埼玉だ。

 昨夏、同県熊谷市で国内観測史上最高の41・1度を記録し酷暑でも知られる。03年7月に当時の土屋義彦知事が辞職したため、以降は真夏の知事選が続き、低投票率に拍車を掛けたとみられる。

 「選管の車が『投票に行こう』と言う以上に、防災無線は『暑いので外に出ないで』と言う。何と不可思議な光景か」。6日の記者会見で、上田清司知事は過去の選挙戦を振り返り嘆いた。

 今回は盆休みが重なる上、4月の統一地方選、7月の参院選と続き、有権者の選挙疲れも懸念材料だという。