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【高橋洋一 日本の解き方】「ホワイト国」外しで完全に詰んでしまった韓国 日本への輸出依存度高く経済に打撃…感情的な対日報復で孤立も (1/2ページ)

 韓国は日本の輸出管理強化への対抗策として、日本を「ホワイト国」から外すと発表した。こうした行為は外交的にどのような意味があるのだろうか。

 まず、経済面を考えてみよう。韓国が日本の「ホワイト国(グループA)」から外されることは、韓国経済には大打撃だ。韓国経済は輸出依存度が高いからだ。

 日本の輸出依存度は14・1%なのに対し、韓国は37・7%にのぼる。また、日本の輸出先のうち、韓国のシェアは7・1%だが、韓国の輸出先のうち日本のシェアは4・5%なので、日韓間での輸出不振からくる国内総生産(GDP)への影響度は、韓国の方が日本より1・7倍大きいといえる。

 韓国への直接投資への影響もある。というのは、日本が「ホワイト国」に認定していたのはアジアでは韓国だけであり、韓国は多くの国からの企業誘致を行ってきた。日本からの優遇措置がなくなれば、韓国は欧州連合(EU)から優遇措置を受けていないので、誘致した海外企業は韓国から引き揚げる可能性があり、アジア内での優位性を失いかねない。

 これに対し、日本が韓国の「ホワイト国」から外されても、それほど痛くない。まずは、日本は内需依存国であり、輸出依存度が高くないからだ。しかも、日本はEUなどから優遇国として扱われているので、韓国からの扱いは、はっきりいってどうでもいい。

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