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横浜市がIR誘致へ 3枠めぐり大阪、和歌山、長崎とバトル

 横浜市がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を誘致する方針を固めたことが分かった。山下公園に隣接する山下ふ頭(同市中区)が候補地で、林文子市長が週内にも記者会見で正式表明する。すでに、大阪府・市や、和歌山県、長崎県が誘致を表明しており、3枠をめぐる誘致レースの“号砲”が鳴らされた。

 横浜市関係者によると、市は9月の市議会定例会に誘致関連費用を計上した補正予算案を提出。担当職員を増員し「IR推進室(仮称)」を設置する。IR推進に積極的な菅義偉官房長官の地元でもあり、競争が激しくなりそうだ。

 政府は、開業を認める区域の選定基準を盛り込んだ基本方針案を早ければ9月にも公表する。来年中にも立地区域が決まり、2020年代半ばに開業する見込み。

 強敵の出現に、大阪府の吉村洋文知事は19日、「切磋琢磨(せっさたくま)して大阪・関西圏という、首都圏に負けないIRを実現したい」と、記者団に語った。

 和歌山県IR推進室の担当者は「和歌山のよさを生かしたIRを事業者と連携してつくっていきたい」と行き込んだ。