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安倍首相、9月内閣改造を明言 進次郎氏の初入閣に注目

 安倍晋三首相は26日午後(日本時間27日未明)、G7(先進7カ国)首脳会議閉幕を受けて、フランス南西部ビアリッツで記者会見し、9月に内閣改造と自民党役員人事を実施すると明言した。フリーアナウンサーの滝川クリステルと電撃結婚した、自民党の小泉進次郎衆院議員の初入閣などが注目されそうだ。

 「来月、内閣改造・党役員人事を行う。政治の継続性、安定性を重視しなければならない」「自民党は人材の宝庫。新たな人材に突破力を発揮してもらう。『安定と挑戦』の強力な布陣を敷いていきたい」

 安倍首相はこう語り、老壮青の人材を幅広く登用する考えを示した。

 現在の第4次安倍改造内閣は、昨年9月の自民党総裁選で安倍首相が「総裁3選」を果たした翌月に発足したため、総裁選での支持派閥の意見を尊重しすぎた面もあった。このため、9月の内閣改造・党役員人事は、安倍首相の悲願である憲法改正を見据えて、「本格政権」を目指すことになりそうだ。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長という「政権の骨格」は残す方針。毅然(きぜん)とした「対韓姿勢」が目立つ河野太郎外相や世耕弘成経産相の処遇にも関心が集まっている。

 注目は、進次郎氏の初入閣だ。自民党農林部会長や厚生労働部会長を務めた経歴から、農水相や厚労相は考えられる。青年局長時代に発生した東日本大震災後、毎月11日に被災地へと足を運ぶ活動を続けてきたため、復興相が適役との見方もある。「首相への登竜門」とされる官房副長官を推す声もある。

 女性では、野党が今年6月に提出した安倍首相への問責決議案に対し、「野党のみなさん、恥を知りなさい!」と大迫力の反対討論をした三原じゅん子党女性局長の起用もささやかれている。

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