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朴前大統領ら注目の判決は… GSOMIA破棄当日に期日決定、文政権「疑惑隠し」の指摘も

 韓国最高裁が29日、収賄罪などに問われて二審で懲役25年、罰金200億ウォン(約17億4000万円)の実刑判決を受けた前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(67)と、朴被告への贈賄罪などで懲役2年6月、執行猶予4年の判決を受けたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(51)に対し、上告審判決を言い渡す法廷を開く。

 期日が発表されたのは、韓国政府がGSOMIA破棄を決めた22日。文在寅大統領の最側近、チョ国(チョ・グク)氏への疑惑が噴出した時期に、かつての政敵に判決が出ることで、「疑惑隠し」との指摘もある。

 聯合ニュースによると、一部判事の申し出で追加審理が行われる可能性が提起されていたが、結局、審理は再開されなかったという。

 朴被告は、親友の崔順実(チェ・スンシル)被告(63)と共謀してサムスングループなどから巨額の賄賂を受け取ったとされる。二審判決で、李被告から受け取った賄賂額が約86億ウォン(約7億5000万円)と認定されたが、李被告の判決では朴被告への贈賄額は約36億ウォン(約3億1500万円)しか認めず、食い違っていた。朴被告は、韓国ロッテグループから70億ウォンの賄賂を受け取った収賄罪や、複数の大企業グループから崔被告側の財団に計約774億ウォンを拠出させたとする職権乱用罪などにも問われ、一審、二審ともに有罪と認定された。

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