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米「シーザーズ」が日本版IR撤退 獲得競争、水面下で激化か

 米大手のカジノ事業者、シーザーズ・エンターテインメントが29日、日本版IR(カジノを含む統合型リゾート)ライセンス取得に向けた活動を中止することを発表した。“シーザーズ”はMGMリゾーツ、ラスベガス・サンズなどと並ぶ、海外の有力なカジノオペレーターで、日本でのIR入札を目指していた。

 日本版IRの開業に向け、政府からの基本方針公表やカジノ管理委員会の発足が迫るなか、この時期の撤退発表は、全国3カ所までと決まっているIR(カジノ事業を行うのはそれぞれ1事業者)の獲得競争が、水面下でヒートアップしていることをうかがわせる。

 シーザーズは6月末、本国アメリカのエルドラド・リゾーツへの173億ドル(当時のレートで約1兆8000億円)での売却に合意しており、日本進出に関する動向が注目されていた。