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香港警察にデモ隊「なりすまし」疑惑 「火炎瓶は警察の自作自演」動画が拡散 識者「『暴徒化』鎮圧を正当化か」 (1/2ページ)

 「自由」「人権の尊重」「法の支配」を守ろうとする抗議デモが続く香港では、新学期を迎えた2日も学生らによる授業のボイコットや、職種を超えた大規模ストライキが呼びかけられており、事態の収束は見通せない。こうしたなか、警官隊に火炎瓶を投げたとする過激な行動が、警察側の「自作自演」だったと主張する動画がネット上で拡散している。真実はどこにあるのか。

 「香港警察がデモ隊のふりをして、燃焼ビンを投げた!」

 ネット上では現在、背中に信号ライトを付けた黒い私服姿の男が警官らに火炎瓶を投げると、すぐにデモ隊に「あれは警官だ。なりすましだ」と見破られる動画が拡散している。

 さらに、警官隊とデモ隊が向かい合うなか、警察車輌付近から火炎瓶が投げられたように見える動画も流れている。

 2014年の民主化デモ「雨傘運動」で「学民の女神」と呼ばれ、先月末に香港警察に一時拘束された周庭(アグネス・チョウ)氏(22)は1日、ツイッターで怒りを込めて、次のように発信した。

 「この1カ月間、警察はより楽にデモ参加者を逮捕するため、デモ隊のふりをするようになった。そういう警官はライトをつけていることが多い。昨日(=8月31日)、赤いライトをつけたデモ参加者(警察の可能性が高い)2人が火炎瓶を投げた。『デモ参加者』が警官と肩をたたき合う姿も見られた」

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