記事詳細

米船舶火災、8人死亡 不明26人も絶望か

 米西部ロサンゼルス沖で起きたダイバー客らが乗った船舶の火災で、沿岸警備隊当局者は2日、8人の死亡を確認したと明らかにした。米メディアが報じた。依然として26人が行方不明となっている。当局者は「最悪の結果に備えねばならない」と述べており、行方不明者の生存は絶望との見方が広がっている。

 船にはダイバー客ら33人と乗組員6人の計39人が乗っていた。5人の乗組員が救出され、うち1人の男性は地元テレビに、プロパンガスが爆発し火勢が強かったと述べた。乗組員は火災発生時に起きていたが、ダイバー客らは甲板下の船内で就寝中だったという。

 沈没したのはチャーター船「コンセプション」(全長約20メートル)。船はカリフォルニア州サンタバーバラを8月31日に出港し、火災発生時はサンタクルーズ島にあるヨットハーバー付近の海上で停泊していた。船体は消火作業中に沈没した。

 当局は2日午前3時15分(日本時間同日午後7時15分)ごろ救難信号を受信した。乗組員5人は爆発や火事で海に飛び込み、近くの船に救助された。うち1人がやけどなどで病院に搬送された。(共同)