記事詳細

【松井一郎 維新伝心】枝野氏の河野外相批判は韓国・文政権ソックリでは? 支持率上昇を狙い政局つくろうとしているのか (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定した。ドナルド・トランプ政権は「失望と懸念」を表明していたが、私も正直あきれるしかない。

 日本は独自の情報収集衛星を7基も保有しており、北海道から沖縄まで幅広い範囲で電波情報を収集している。米軍とも緊密に連携しており、安全保障上、破棄されても何も困らない。損をするのは韓国だけだ。

 文大統領としては、経済失政に加え、法相候補に指名した最側近、チョ国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官のスキャンダル続出で支持率が急落しているため、「反日」で支持率回復を狙ったのではないか。

 韓国国民も、こうした手法を見抜いているようで、文氏の不支持率が上昇している。米国の静かな怒りも肌で感じて、やっと冷静な判断に傾きつつあるのではないか。

 こうしたなか、立憲民主党の枝野幸男代表がラジオ番組で、日韓関係について「少し妥協の余地があったにも関わらず、いわゆる『上から目線』、特に河野(太郎)外相の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」などと発言したことが報道された。

 まず、河野氏は、韓国の件で辞任する必要はない。韓国最高裁が、1965年の日韓請求権協定を無視して、いわゆる「元徴用工」の異常判決を出したことに、河野氏は国家を代表して毅然(きぜん)とした姿勢で対処している。当然、他国に敬意を持って接しており、「上から目線」などと感じたことはない。

 枝野氏の発言を聞いて、私は「政党支持率上昇を狙って、政局をつくり出そうとしているのではないか」と感じた。もしそうなら、韓国の文政権と同じというしかない。

関連ニュース