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続投・岸田氏vs菅長官! 「ポスト安倍」レース激化も菅氏に追い風!? 岸田氏の“後見人”まで「政治センスという意味では…」 (1/2ページ)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、11日に踏み切る内閣改造・党役員人事で、「ポスト安倍」の筆頭格である、岸田文雄政調会長を留任させる方針を固めた。内閣では、もう1人の有力候補、菅義偉官房長官の続投も決まっている。総裁任期も残り2年。安倍首相としては、この2人を内閣と党で競わせたいようだ。

 「新しい時代は宏池会(=岸田派)が担っていく覚悟や結束を確認したい」

 岸田氏は4日、山梨県内で開かれた、自ら率いる派閥の研修会で、こうあいさつした。

 安倍首相とは1993年の初当選同期で親しく、2012年12月の第2次安倍内閣から外相を務め、17年8月に政調会長になった。今回は「党の人事とカネ」を握る幹事長ポストを狙っていたが、先の参院選で、地元・広島で系列議員を落選させたことなどが響き、思いは届かなかった。

 今後は、安倍首相の悲願である憲法改正に向けて、足踏み状態だった党内外の議論を活性化できるか、手腕が問われる。

 「ポスト安倍」の有力なライバルと目されているのが、新元号「令和」の発表で「令和おじさん」として人気急上昇中の菅氏だ。

 岸田氏の後見人であるはずの古賀誠元党幹事長(岸田派名誉会長)までもが、「同じ土のにおいがする菅さんに政権を担ってもらいたい。岸田氏には修羅場、政治センスという意味ではあとひと苦労、ふた苦労してもいい」と語るなど、菅氏には追い風が吹いている。

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