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きょう日露首脳会談 平和条約交渉の進展は不透明

 安倍晋三首相は5日、ロシア極東ウラジオストクで、ウラジーミル・プーチン大統領と首脳会談を行う。国際会議「東方経済フォーラム」に合わせたもので、日露平和条約締結交渉が焦点だが、前提となる北方領土問題で双方の主張に隔たりが大きく、首脳会談で交渉進展への糸口を見いだせるかは不透明だ。

 安倍首相は4日、「平和条約交渉を次の次元へと進めていくために、腹を割ってプーチン大統領と話し合いたい」と記者団に決意を語った。

 ただ、プーチン氏は5日未明、フォーラム会場から、北方領土・色丹島の最新水産加工工場の稼働式典にビデオ中継で参加した。島の発展を強調して、日本に圧力をかける狙いがありそうだ。

 先の大戦後、旧ソ連(現ロシア)は約60万人の日本軍兵士らを捕虜として連行し、国際法に反して極寒のシベリアで強制労働させた。約6万人が死亡した。やはり、ロシアは信用できない。