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「パンダ争奪戦」勃発! 受け入れ目指す自治体が増加 (1/2ページ)

 パンダ争奪戦勃発だ。政府が中国に新たな貸し出しを要請している、ジャイアントパンダの受け入れを目指す自治体が増えている。今年2月に茨城県と同県日立市が名乗りを上げたのに続き、秋田市も今春から動きを本格化。これまで、受け入れ先は仙台市と神戸市が有力な候補とされてきたが、日中関係改善の流れも影響し、「誘致合戦」は過熱している。

 ■起死回生

 「県北振興の大きな起爆剤になると期待しチャレンジを決めた。全力で取り組む」。6月下旬、茨城県庁で開かれた「いばらきパンダ誘致推進協議会」の設立総会で、大井川和彦知事が誘致への決意を強調した。

 県と市は今年2月、かみね動物園(日立市)への誘致を表明。都道府県別の魅力度調査で、6年連続最下位に沈む県の魅力向上につなげようと、協議会には日立製作所関係者も名を連ね、官民一体で取り組む。同動物園の生江信孝園長は「子供から『パンダを見たい』という声が届いていた。ぜひ夢をかなえたい」と期待を込める。

 ■国内に10頭

 パンダは現在、上野動物園(東京都台東区)に3頭、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で6頭、神戸市立王子動物園(神戸市)で1頭が飼育されている。

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