記事詳細

【長谷川幸洋「ニュースの核心」】韓国“トンデモ政権”と中国“微笑外交”に適任かも? 安倍政権「情報と諜報のプロ」抜擢のウラ (1/3ページ)

 安倍晋三政権で、外交・安全保障政策の要を担ってきた谷内正太郎・国家安全保障局長が退任し、後任に北村滋・内閣情報官が就任する見通しだ。「外務省の地盤沈下」を象徴する人事になりそうだ。

 国家安全保障局長とは、どんな仕事か。

 局長は「内閣官房の調整権限を使って、外交・防衛政策の基本方針・重要事項を企画立案・総合調整する国家安全保障会議をサポートする」役割を担っている(首相官邸ホームページ)。

 一般に「外交は外務省の専権事項」と思われがちだが、実は、首相が議長を務める国家安全保障会議(NSC)が最高の意思決定機関であり、「国家安全保障局長は事務方トップ」という位置付けである。

 私がこの人事で思い出したのは、マイク・ポンペオ米国務長官だ。ポンペオ氏は前職が中央情報局(CIA)長官だった。情報畑出身者が外交・安保の重要ポストに就くのは、異例ではない。

 とはいえ、外務省は面白くないはずだ。これまで、外務省出身の谷内氏が局長を務めていたから、「外務省と国家安保局長は一体」というイメージが強かった。そこに、警察庁出身の北村氏が就くとなると「ポストを奪われた」と感じてもおかしくない。

関連ニュース