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米国沖で韓国船転覆、20人救出 車4000台積載

 米南部ジョージア州沖で8日、韓国の現代自動車グループの物流会社「現代グロービス」に所属し、自動車約4000台を載せた運搬船「ゴールデンレイ号」が転覆した。ロイター通信や韓国紙、朝鮮日報(日本語版)などが伝えた。

 米沿岸警備隊などによると、乗組員は韓国人やフィリピン人ら24人で、20人が救出された。

 残る4人は機関室に閉じ込められたとみられ、救助作業が続けられている。運搬船は中東方面へ移動する途中だった。

 事故が起きた現場海域は水深が11メートル前後だとされる。

 朝鮮日報によると、ゴールデンレイ号はマーシャル諸島船籍で、2017年に建造された。総トン数は7万1178トン。全長約200メートル、全幅約35メートルあり、自動車約7400台を積載できる。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が政権交代に成功した背景には、14年の大型旅客船「セウォル号」沈没事故で露呈した、韓国の政財官界癒着や格差社会への不満があったとされる。今回の自動車運搬船事故は、文政権に影響するのか。