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【有本香の以読制毒】韓国は組閣に影響するほどの相手ではない…今回は「次世代リーダー顔見世内閣」 現状打破へ「大暴れ」を期待! (1/2ページ)

 千葉県を中心に、台風15号の影響による大規模停電が依然続いている。静岡県や、東京の島嶼(とうしょ)部などでも被害の大きい地域があり心配だ。懸命の作業が続けられているが、一刻も早い復旧を祈るばかりである。

 そんななか、第4次安倍再改造内閣が発足した。「組閣など後回しにして被災対策を行うべきだ」という声もSNS上にあったが、これは、大きな災害や事故のたびに繰り返される光景である。

 もちろん、被災地の復旧は最優先すべきだが、被災地・被災者を政治利用するかのような政府批判ほど無意味なものもない。他の事柄をとりやめたからといって、復旧が早まるわけではない。国たるもの、迅速かつ適切な支援に努めつつ、こういう時こそ予定の国事を粛々と進めるべきでもある。

 SNS上には、「被災地の政治利用」をたしなめる投稿も多く見られた。加えて、「被災地より小泉進次郎環境相をトップニュース」で扱うマスメディアへの苦言も目立った。最近、何事につけても、メディア報道のバランスの悪さが批判の対象となることが増えた。

 報道のアンバランスといえば、組閣のニュースこそ、その最たるものだ。進次郎氏の扱いだけが極端に大きくやたらと好意的である。それに対し、新内閣全体を見た考察がいかにもマンネリで軽薄。例えば、野党、立憲民主党、共産党からの「お友だち内閣」という批判ももはや聞き飽きた、いつもの言い方で新鮮味はゼロだ。

 他方、外相、防衛相らの顔ぶれから「対韓強硬シフト」などという声もあるが、いまの日本にとって韓国は組閣の際の鍵となるほど重要な相手ではなかろう。マスメディアはどこも、進次郎氏と韓国にとらわれ過ぎだ。

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