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【永田町・霞が関インサイド】“孤高のトランプ大統領”今や耳を傾ける側近は… 「親愛なる大統領閣下…」怒りの辞表提出しボルトン氏辞任 (1/2ページ)

 ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が更迭されたのも、「トランプ劇場」の出し物であった。手元に、ボルトン氏がドナルド・トランプ大統領に提出した辞表のコピーがある。

 《2019年9月10日 親愛なる大統領閣下 私は速やかに国家安全保障担当大統領補佐官の職を辞任いたします。国家に奉仕する機会を与えてくださったことに感謝します。敬具 ジョンB.ボルトン》

 これが全文だ。これほど短い辞表は前例がない。にじみ出るボルトン氏の憤りが感じられる。

 トランプ氏が5月下旬から6月初めにかけて緊迫したイラン情勢の沈静化を模索したことがあった。

 当時、ボルトン氏が強く武力介入を主張し、トランプ氏は保守系FOXテレビのコメンテーター、ダグラス・マクレガー氏(退役陸軍大佐)の助言を受け入れて、対イラン強硬策を退けた。

 それまでにも、ボルトン氏は「アフガンからの米軍撤退」や「対北朝鮮融和政策」に強く反対するなど、トランプ氏に“刃向かう”ただ一人のトランプ政権高官であった。

 そのころから、ボルトン氏更迭説はワシントンの政界雀の間でささやかれていた。だが、これほど早いとは誰もが予想していなかった。

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