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韓国検察、チョ法相を「容疑者」として捜査か “タマネギ一家”包囲網は“核心”へ 識者「文政権はあらゆる方法で問題を小さく見せようと…」 (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最側近、チョ国(チョ・グク)法相周辺の疑惑をめぐり、韓国検察がチョ氏本人を「容疑者」とみて捜査していると現地メディアが報じた。チョ氏の召喚も避けられないとの立場だという。20代の娘は名門大不正入学疑惑で事情聴取され、在宅起訴された妻の聴取も迫るなど、「タマネギ一家」の疑惑は核心に迫りつつある。

 18日の朝鮮日報は、チョ氏を公職者倫理法違反の容疑者とみて検察が捜査していると報じた。検察は、チョ氏の妻で東洋(トンヤン)大教授のチョン・ギョンシム氏らが出資した私募ファンドについて、投資内容をチョ氏が事前に知っていたという関係者の陳述を得て、チョ氏による事実上の直接投資に当たると判断したという。韓国の公職者倫理法では、公職者の直接の株式投資を禁じている。

 ファンドの実質的所有者とされるチョ氏の親戚のチョ・ボムドン容疑者は横領などの容疑で逮捕された。

 龍谷大学教授の李相哲氏は「検察側はチョ氏に逃げ道をつくらせないように包囲網を張り巡らせている段階で、法相といえどもチョ氏が事情聴取されれば、逮捕に至ってもおかしくない」とみる。

 李氏によれば、韓国国内では、チョ氏が人事聴聞会で提出したファンドに関する報告書が数日前に急遽(きゅうきょ)作成されたものだったことや、逮捕された容疑者と口裏合わせしていた疑惑も浮上しているという。

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