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愛知・大村知事「誹謗中傷ブロック宣言」の波紋 「気に入らない表現も受け止めるのが民主主義の原点」大見えを切っていたが… (1/2ページ)

 大村秀章愛知県知事のツイッターが物議を醸している。自身を誹謗(ひぼう)中傷するアカウントをブロックすると宣言、その基準を尋ねただけのユーザーまでブロックしたとの指摘もある。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会会長を務める大村知事は、「表現の自由」にも人一倍理解があるはずだが…。

 大村知事は17日、「ツイッター上で私に対し、いわれなき誹謗中傷、ヘイト的発言をされる方に対してはブロック等の措置をとらせていただくことがあります」とつぶやいた。

 ブロックされれば強制的にフォロー(投稿を表示させる機能)が解除され、ツイートを読んだりリツイート(拡散)したりできなくなる。

 早速、「見事にブロックされちゃった」と大村知事のブロックを示す画像が次々と投稿された。「誹謗中傷」の基準を質問するだけでブロックされたと主張するユーザーや、愛知県民であるにも関わらずブロックされたという声もあった。

 大村知事といえば、8月1日に始まり、現在も開催中のあいちトリエンナーレをめぐる騒動が記憶に新しい。企画展「表現の不自由展・その後」は、昭和天皇の写真を焼いたような映像や「慰安婦像」として知られる少女像の展示などが批判を浴び、大村知事と芸術監督の津田大介氏は、脅迫ファクスが届いたことなどを理由に企画展を3日で中止した。

 大村知事は7月には津田氏と並んでピースする画像をツイッターに投稿し、その後削除したことも話題となった。

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