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【富坂聰 真・人民日報】「トランプ大統領、香港を救って…」外国を巻き込み始めた香港デモ 中国政府の「分断」と「懐柔」で折り返し見えるか (1/3ページ)

 今月18日、米下院外交委員会のエリオット・エンゲル委員長は、中国が香港に認めた「一国二制度」が実現されているのかを検証する「香港人権・民主主義法案」の審議を来週から始めると明らかにした。

 前日には訪米した香港の活動家・黄之鋒(こう・しほう)氏が米議会で証言。「(中国が)武力介入する可能性がある」と訴えた。

 黄氏は2014年の雨傘運動で象徴的な存在となった活動家である。11日には台湾を訪れ、民進党議員たちとも交流。9日にはドイツ外相とも面会している。

 香港の現地では8日、「トランプ大統領、香港を救ってください」と書かれたプラカードを持ったデモ隊がアメリカ総領事館にまで行進した。現場には星条旗が所狭しとはためいていた。

 デモ隊のなかには、英植民地時代を肯定する声も高まった。

 香港に逃げてきた犯罪者を引き渡す「逃亡犯条例」をきっかけに広がった香港のデモは、すでに100日を超えた。

 ここにきてデモの性質は明らかに変化をおびてきている。最も大きな特徴は、露骨に外国を巻き込み始めたということだ。

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