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安倍首相、イラン大統領と会談 サウジ攻撃「強く懸念」

 安倍晋三首相は24日午前(日本時間25日未明)、イランのハサン・ロウハニ大統領と米ニューヨークで会談した。サウジアラビアの石油施設攻撃に触れ、「深刻な事態となっていることを強く懸念している。地域の平和と安定へ建設的な役割を果たしてほしい」と述べ、中東地域の緊張緩和を求めた。

 日本政府の説明によると、安倍首相は、石油施設攻撃へのイランの関与を米英独仏が主張していることに同調姿勢をにじませ、「日本にとって、航行の安全確保は極めて重要だ」と述べた。

 ロウハニ氏は「地域の安全保障はイランにとっても重要で、協力して対処したい」と応じ、ホルムズ海峡の安全に向けた地域諸国参加の新構想に言及した。

 安倍首相は25日、ドナルド・トランプ米大統領との会談に臨む。米イラン双方との関係を生かし、外交による中東安定化に貢献したい意向だ。(共同)