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関西10駅名変更は効果ある? 「梅田駅→大阪梅田駅」「河原町駅→京都河原町駅」など観光客に分かりやすく狙うが…

 京都、大阪、兵庫の3府県の私鉄やモノレールの計10の駅名が10月1日に一斉に変更される。広く知られている地名や最寄りの大学名などを冠し、観光客や関西以外の人にも分かりやすくする狙いだ。各社とも同日からの消費税増税による運賃表やシステム更新のタイミングに合わせた。

 阪急電鉄と阪神電鉄は大阪の中心部にあるそれぞれの梅田駅を「大阪梅田」駅に変える。両駅は大阪市北区にあり、地下街などで大阪メトロの梅田駅やJR大阪駅とつながる。これらは大きなターミナルを形成して外国人を含む多くの観光客が利用しているが「梅田は大阪にあるのか」「大阪駅と接続していないと錯覚する」といった声が寄せられていた。

 阪急は京都市下京区の繁華街にある河原町駅も「京都河原町」駅に変える。同社によると、運賃表と駅名看板の更新作業を同時にすることで、別々にするよりも約5億円の費用を抑えることができるという。

 4駅では、駅名に最寄りの大学名を加える。京阪電鉄は深草(京都市伏見区)を「龍谷大前深草」、阪急は石橋(大阪府池田市)を「石橋阪大前」、大阪高速鉄道は大阪モノレールの柴原(大阪府豊中市)を「柴原阪大前」、阪神は鳴尾(兵庫県西宮市)を「鳴尾・武庫川女子大前」にする。いずれも周辺地域の活性化につなげたい考えだ。

 京阪は八幡市(京都府八幡市)を「石清水八幡宮」に変更。2016年に国宝に指定された石清水八幡宮の最寄り駅であることを周知するためだという。

 ほかに変更する2駅は、京阪鋼索線(男山ケーブル)の八幡市が「ケーブル八幡宮口」に、男山山上が「ケーブル八幡宮山上」になる。

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