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「あいちトリエンナーレ」補助金不交付に大村知事「裁判で争う」の愚 門田隆将氏「当然の結論、検閲などお門違い」 (1/2ページ)

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、文化庁は、同芸術祭への採択済みの補助金約7800万円について、県からの申請手続きに不備があったとして全額不交付を決めた。一部メディアは「憲法21条の『表現の自由』が傷ついた」「検閲だ」と大騒ぎしているが、大いに疑問だ。

 「(補助金不交付の判断材料は)正しく運営ができるかの一点であり、文化庁は展示の中身には関与していない。検閲にも当たらない」

 萩生田光一文科相は26日の記者会見で語った。

 愛知県が文化庁に対し、安全面に対する懸念などを事前に申告しないなど、交付申請の手続きが「不適当」であったと判断した。

 企画展では、昭和天皇の写真をバーナーで焼いて灰を踏み付けるような映像作品や、慰安婦像として知られる少女像などが並んだ。このため、「税金を投入するイベントとして適切なのか?」との批判が殺到した。テロや脅迫ともとれる抗議まで相次ぎ、開催から3日で展示中止になった。

 今回の不交付決定に、同芸術祭の実行委員会会長である愛知県の大村秀章知事は「事実誤認で一方的な決定で、承服できない」と反発し、法的措置に訴える考えを示した。

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