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韓国・タマネギ法相、部下の検事に“圧力電話”!? 「甚だ不適切だ」検察側は猛反発

 タマネギ法相が圧力か。チョ国(チョ・グク)氏が、自宅を家宅捜索された際、現場にいた検事に直接電話をかけていたと国会で野党の追及を受け、検察側も抗議した。検察はチョ氏の弟からも事情聴取、「検察vs法相」の構図が鮮明となった。

 26日が国会デビューとなったチョ氏。与党からは拍手で迎えられたが、野党側は辞任を求めるプラカードを掲げ、怒号を浴びせるなど大荒れムードとなった。

 チョ氏は答弁で、検察改革の意欲を改めて示したが、野党側は黙っていない。自宅の捜索を受けた際に、チョ氏が現場の検事に電話をかけたことを「職権乱用だ」などと非難した。

 チョ氏は、妻が突然の捜索に驚き精神的に不安定な状況だったため配慮を求めたとし、「捜索への指示や妨害はしていない」と釈明したが、現職法相が“部下”の検事に電話をかけたことに、検察は「甚だ不適切だ」と怒りをあらわにした。

 検察側も全面対決の姿勢を強めている。聯合ニュースは26日、検察がチョ氏の弟を事情聴取したと報じた。

 建設会社を経営していた弟は、チョ氏の父が理事長を務めていた学校法人から工事を受注したのに代金が支払われなかったとして提訴。この訴訟で法人側は反論をせず敗訴した。

 弟の会社はほかに目立った受注実績がない事実上のペーパーカンパニーで、法人の資金を引き出すために訴訟を偽装したのではないかとの指摘が出ている。

 包囲網は狭まりつつある。

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