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小泉環境相への「ステーキ批判」はちっともセクシーじゃない (1/4ページ)

 メディアだからといって闇雲に批判すればいいというわけではない。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が指摘する。

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 改造安倍内閣で環境大臣に就任した小泉進次郎氏が、ずいぶんとやり玉に上げられている。その理由が「環境分野で国を背負っている」はずなのに、「環境負荷の高い牛肉のステーキを食べるとは問題だ」という論評だ。

 確かに牛は環境への負荷が大きい動物とされている。アメリカのバード大学、エール大学などが2014年に牛肉や乳製品、卵、鶏肉、豚肉の生産に伴う環境負荷を算出した。牛と他の動物などを比較したところ、同量のタンパク質を得るのに必要な土地は約28倍、用水量11倍、飼育過程で排出される温室効果ガス5倍などなど……。牛という畜産動物は環境負荷が高いという研究結果は確かに出ている。

 だが冒頭の小泉大臣についての報道を額面通りに受け取るわけにもいかない。そこに行き着くまで、煽り記事のバイアスがそこかしこに入っているからだ。最初に強めにバッシング記事を配信したのは9月23日午前の『リテラ』だった。同Webはいわゆるリベラルというか「左寄り」のネットメディアで、記事の切り口に偏りがあることで定評がある。偏食ならぬ、偏向と言ってもいいスタイルだ。

 さて、肝心の見出しは〈小泉進次郎「ステーキ食べたい」が環境相失格な理由 温暖化対策で「ミートレス運動」の最中に無知を露呈 海外メディアもツッコミ〉というもの。パッと見、海外では温暖化対策由来のミートレス運動が盛り上がっていて、ステーキを食べたことに対して海外メディアからもツッコミが入っていると読めそうな見出しだ。しかし実情は違う。

NEWSポストセブン

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