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関電会見 最高1億2367万円 金貨や小判も…受領の詳細公表

 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で、同社は2日開いた記者会見で金品の詳細を明らかにした。受領していた20人のうち、最も多かった鈴木聡・原子力事業本部副本部長は、現金や商品券、米ドル、金貨、小判など計1億2367万円を受け取った。他に豊松秀己・同本部長も計1億1057万円を受領。2人が1億円を超えていた。

 森山氏1人から関電の役員、幹部ら20人が計3億1845万円を受け取る異常な関係が判明したが、岩根茂樹社長は社内で「各人で対応していくように」と引き継ぎがあったと述べ、関電として適切に対応していなかったことを明らかにした。

 20人が受け取っていた現金は計1億4501万円、商品券は計6322万円分、米ドルは15万5000ドル(1705万円相当)、金貨365枚(4949万円相当)、小判型金貨3枚(24万円相当)、金杯8セット(354万円相当)、金500グラム(240万円相当)、スーツ計75着(3750万円相当)。

 従来はすべて返却と説明していたが、岩根氏は現金の一部175万円など約470万円について、遺族と面談できないため返却できていないと訂正した。(産経新聞)