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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】「セクシー」発言はトランプ大統領の興味を引くため!? 小泉進次郎環境相の「沈黙」騒動を考える (1/2ページ)

 小泉進次郎環境相が、米ニューヨークでの国連気候行動サミットに先立つ記者会見で、気候変動問題について「楽しくセクシーに取り組む」と発言したことが、批判されていますね。

 これは隣にいた前国連気候変動枠組条約事務局長、クリスティアナ・フィゲレス氏の過去の発言を引用したもので、リップサービスでしょう。われわれサラリーマンも営業トークをやるのですから、目くじらを立てる話じゃありません。

 むしろ、その後、外国人記者の質問に沈黙したことの方が大きい。「脱石炭火力に向けどうするのか?」と問われ、進次郎氏は沈黙後、「就任したばかりだから、今スタッフと話し合っている最中だ」と逃げました。

 私が違和感を覚えたのは、現役の大臣、それも内閣府の特命担当ではなく、手足となる官僚が何千人もいる環境省を率いる大臣がほとんど資料を手元に置かずに記者会見に臨み、そして答えに窮したことです。

 私もラジオ番組で、首相や閣僚の方々へのインタビュー経験がありますが、大半が分厚い資料に付箋をいくつも張り付けてスタジオ入りしていました。答える際は、それを見ながら自分の言葉のように話していて、「これも話術だよなぁ~」と見ていました。

 大臣の発言は、部下の官僚や、利害関係者の人生を左右することもあるわけで、答弁のための資料を用意するのは仕方のないことです。特に、国会で大臣の無謬性(むびゅうせい=理論や判断に間違いがないこと)を厳しく問われる昨今は、メディア露出となると極端に警戒します。

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