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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】茂木敏充外相と河野太郎防衛相“ポスト安倍”への分かれ道… 2人に求められる「頼りがいのある安心感」 (2/3ページ)

 英語が中途半端にできる人は、つい英語をしゃべって、相手の土俵に乗ってしまう場合がある。政治家は、言葉よりロジックが大事だ。言葉は通訳に任せ、交渉ごとはぜひ「茂木流」を貫いてほしい。

 一方、河野氏はどうか。

 韓国が日本の放射能汚染地図を公開し、あたかも日本が汚染されているかのような印象をばらまいている。外務省はソウルの日本大使館のホームページで、ソウルと福島などの放射線量を公開して、エセ情報に対抗した。

 この情報公開は、河野氏が外相当時に事務方に指示して、実現した。こんな「対決姿勢」こそ、河野氏の持ち味である。河野氏くらい英語が堪能だと、英語で渡り合っても、相手に調子を合わせてしまうようなヘマはしないだろう。ポストが防衛相に変わっても、思ったとおり、ズバズバやってほしい。

 茂木、河野両氏について、私が心配するのは、2人とも極めて優秀なので、もしかすると「他人がバカに見えてしまわないか」という点である。そうだとすると、それは総理を目指すのにマイナス材料になる。自分を推してくれる仲間ができないからだ。

 自民党は「ねたみとそねみと嫉妬の集団」である。自分が気が付かないうちに、相手が嫉妬している可能性も十分にある。自分が優秀であれば、なおさらだ。

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