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韓国政府、脱北者の放射線被ばくを隠ぺいか「北朝鮮かばうためか」 (1/2ページ)

 北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓里(プンゲリ)の核実験場では、2018年5月に廃棄されるまで、6回の核実験が繰り返されてきた。

 周辺地域では、核実験の後に奇形を持った赤ちゃんが生まれたり、「おばけ病」と呼ばれる原因不明の病気が流行したりしているとの話があり、この地域出身の脱北者は、頭痛、視力低下などの体調不良を訴えてきた。

 (参考記事:「肛門のない赤ちゃんが生まれた」北朝鮮核開発、被ばく労働の恐怖

 韓国統一省は、豊渓里周辺出身の脱北者を対象に累積被ばく線量の調査を行っていたが、その結果を発表していなかったと、朝鮮日報が2日付で報じた。

 野党・正しい未来党のチョン・ビョングク議員の事務所は、統一省から提出された資料に基づいて、昨年10人を対象に行なった検査の結果、5人から7個から59個の遺伝子が変異していることを発見し、279ミリシーベルトから1386ミリシーベルトの放射線に被ばくした痕跡が発見されたと明らかにした。

 中でも、豊渓里から23キロ離れた吉州邑に住んでいた48歳の女性の累積被曝ばく量は1386ミリシーベルトに達していた。この女性が脱北するまでに3回の核実験が行われている。統一省はこれらの結果を1年以上に渡って発表していなかった。また、国会に提出した資料にも非公開としていた。

デイリーNKジャパン

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