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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】カジノ誘致、実現しても日本独自の観光コンテンツにならない 訪日外国人の多くは日本文化を満喫したい人 (1/2ページ)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致合戦が激しくなっている。実際に設置されるのは3カ所で、名乗りを上げている自治体は東京や名古屋、大阪など9自治体8地域とのことだ。ただ、その誘致をめぐる賛否は分かれていて、すんなり実現とはいかない雲行きだね。

 ニュースで大きく取り沙汰されたのが横浜市だ。市長は誘致を表明したものの、横浜港の山下ふ頭に設置するというプランに横浜港運協会の会長が「顔に泥を塗られた」「命を懸けて反対する」と怒りをあらわにしていた。

 横浜は住みたい街のアンケートでも常に上位に入る大都市だが、実際にカジノができたらどうなるだろう。確かに「東京ディズニーランド」がある浦安市と同じように、訪れる人の年齢層は広がるのかもしれない。

 一方で否定的な意見として治安悪化やギャンブル依存症の増加が懸念されている。まあ、ボクらの世代にとっては横浜というと昔から不良のたまり場のイメージなんだけどね。ギャンブル依存症にしても、日本にはすでに多くの賭け事が存在するから、今さらカジノができたところでという気もする。

 ボクとしてはカジノについて声を荒らげて反対するつもりはない。けど正直、実現しても期待されているほどの大きな経済効果があるだろうか。ボクもカジノには行ったことはあるけど、それは「他にやることが何もないから」であって、積極的にギャンブルを楽しみたいわけじゃない。それに賭け事で儲けるのはつねに胴元だからね。

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