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「公共のハイジャックだ!」不自由展再開に河村市長“座り込み”抗議! 識者「大村知事は多額の税金支出で責任問われる」 (1/2ページ)

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、いったん中止になった企画展「表現の不自由展・その後」が8日、再公開される。同企画展をめぐっては、昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏み付けるような映像作品などの公共施設での公開と、税金投入に批判が集中している。再公開に反対する名古屋市の河村たかし市長は同日、会場前などで座り込みの抗議活動を行い、市負担金の支払いを保留するという。

 「全面再開したいとの作家の思いが結実した。円満な形で、国際芸術祭の完成を目指したい」

 芸術祭の実行委員会会長を務める愛知県の大村秀章知事は7日夜、記者会見し、こう語った。

 再公開にあたり、(1)電話による抗議や警備への対策強化(2)入場は抽選方式で、1回当たり30人で、事前の「教育プログラム」とガイドツアー付き(3)手荷物の預かりと金属探知機の検査(4)来場者の動画撮影の禁止、会員制交流サイト(SNS)拡散の防止-の4点を条件に付けたが、大村氏は問題の本質をまったく理解していない。

 公開に反対する人々の趣旨は、昭和天皇に関する作品や、慰安婦とされる少女像、英霊を冒涜(ぼうとく)するように感じる作品などを、公共の場で、税金を投入して展示することだ。不愉快に感じる作品でも、民間施設で自費で公開する「表現の自由」を妨げる気はない。

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