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「米は手ぶらで現れた」米朝協議で北が強硬姿勢 ボルトン氏解任で挑発か、日本の安全保障も危機 (2/2ページ)

 金氏は、米側の対北制裁や米韓合同軍事演習の実施を問題視し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験の再開も「米国次第だ」とチラつかせた。年末までの熟考を米側に促した。

 米国側は「2週間後にストックホルムで再協議を行いたい」と対話の継続に意欲を見せたが、北朝鮮側は「根拠のない話」だと一蹴した。

 トランプ氏が、北朝鮮が「死神」と恐れた最強硬派のジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任してから、北朝鮮もイランも、米国を軽く見て挑発しているようだ。

 拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏は「日本の国益にとっても深刻な事態だ。ここは、安倍晋三首相が、トランプ氏に対して、『北朝鮮の核やミサイルを残したまま手を結んではダメだ。安全保障上の抑止力をきちんと確保すべきだ。北朝鮮に舐められてはならない』と、毅然(きぜん)とクギを刺してほしい」と語った。

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