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【富坂聰 真・人民日報】胡錦濤氏の衰えぶりに驚愕…建国パレードで見た新旧リーダー“顔つきの差” 朱鎔基氏は姿見せず (1/2ページ)

 先週も触れた新中国成立70周年(建国70周年)記念イベントについて、本番を見た感想を書いていきたい。

 前回は、やはり軍事パレードをクローズアップしたが、それ以外にも見どころは多かった。

 マスゲームは、巨大な北朝鮮を思わせ、ちょっとアナクロなイメージだったが、出来栄えは見事だった。なかでも目を引いたのは、人々が絵文字を作るいくつかのパフォーマンスのなかで、それぞれが手にしていたのが単なる色のついた板ではなく、スクリーンだったことだ。

 そこには巨大な宇宙探査機などが映し出されたのだが、万が一、1つでも不備があれば、看板のようになってしまうのだから、手に持っている方も、神経をすり減らしたことだろう。

 日本では、香港の問題などもあって天安門前のイベントは、断片的に伝えられただけだったが、手の込んだ出し物が夜まで続いたのだから、力の入れようは相当なものだった。

 これは香港どころではなくなるのは、当たり前だなという印象だ。

 さて今回、そうしたなかでも最も興味を引いたのは、歌でも踊りでも花火でもなく、軍事パレードでもなかったのだが、際立ったのは、やはり天安門の上に現れた新旧のリーダーたちの顔つきの差だった。

 単に年を取ったという意味ではない。

 江沢民元国家主席は、もはや1人では歩行も困難な様子で2人の補助が付いていたが、それは以前からのことで驚きはなかった。しかし、習近平氏を挟んで反対側に立った胡錦濤前国家主席の衰えぶりは、驚愕に値するものだった。

 これほど短期間に生気が抜けてしまったような表情になったこともそうだが、何といってもまだ76歳という年齢に比しての衰えに驚かされたのだ。

 江沢民氏が93歳なのに比べれば、なおさらだ。

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