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12日は交通マヒ、スーパー臨時休業 イベントにも大きな影響 最強台風19号 (1/2ページ)

 大型で非常に強い台風19号は11日、父島の西海上を北上した。12日夕から夜にかけて東日本に最接近し、上陸、縦断する恐れがある。9月の台風15号よりも強風域は大きく、暴風による被害や大規模停電、長期間の断水への備えを迫られる。12~13日にかけて列島の交通機関はマヒ状態に。JR東日本は両日に大規模計画運休を実施し、JR東海も東海道新幹線の東京-新大阪間で12日昼前から計画運休の予定。全日空は12日に羽田、成田両空港発着の国内線全便で欠航、日航も大半が欠航する。

 イベントにも大きな影響が出る。ラグビー・ワールドカップ(W杯)は12日に予定されていた2試合が中止。同日に予定されていたプロ野球クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージも13日に順延となった。

 歌手の矢沢永吉(70)が東京・日比谷野外大音楽堂で12日に予定していたコンサートも中止となった。

 スーパーのイトーヨーカドーは12日、首都圏中心に124店を臨時休業する。

 関東地方のホームセンターは、養生テープやペットボトル入りの水、保存食や乾電池など、台風対策グッズを買い求める人が相次ぎ、品薄状態になった。また、ガソリンスタンドでも給油待ちの長い行列ができていた。

 統計がある1991年以降、最大風速44メートル以上54メートル未満の「非常に強い」勢力で上陸した台風は3回で、各地に甚大な被害をもたらした。