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最強台風19号!上陸前にこれだけは備えろ 家の周囲片付け…水は出るうちに確保を (1/2ページ)

 大型で非常に強い台風19号は11日、父島の西海上を北上した。12日夕から夜にかけて東日本に最接近し、上陸、縦断する恐れがある。9月の台風15号よりも強風域は大きく、暴風による被害や大規模停電、長期間の断水への備えを迫られる。命を守るために、「これだけは絶対にやっておくべきだ」という最終段階の準備を専門家に聞いた

 台風19号の11日午前6時現在の中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。12日にかけて最大瞬間風速は関東甲信地方と東海地方で60メートル、近畿地方で45メートルが予想されている。

 9月の台風15号では、都内で強風にあおられて建造物の壁に衝突した女性が亡くなった。昨年9月、関西地方などを襲った台風21号では、強風で転倒したり、飛来物に当たるなどして多数の死傷者が出た。

 暴風対策として、何をしておけばいいのか。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏は、「戸建ての場合、家の周囲を片付けておくことが重要だ。風速40メートルは自動車も横転するレベルなので、バイクや自転車なども立て掛けておく程度では、他の家屋や歩行者を傷つけることになりかねない。窓ガラスを割らないよう、鉢植えなどの植物や、物干しざおを屋内に入れておくべきだ」とアドバイスする。

 マンションなど集合住宅も油断は禁物だ。昨年の21号では、大阪市内のマンション8階の室内にいた女性が、窓を突き破ったトタンに当たり死亡した。「上層階ほど風が強くなる。強化ガラスが使われていても突起物や金属片が飛んでくれば割れてしまう。養生テープなどで破片が飛び散ることを防ぎ、カーテンや雨戸も確実に閉めておくべきだ」と和田氏。

 台風15号では、倒木や送電線の鉄塔倒壊の影響で、千葉県を中心に長期間の停電と断水に見舞われた。