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山口組ナンバー2出所控え発砲事件 山口VS神戸山口、報復の連鎖

 報復の連鎖に神戸が震え上がっている。神戸市中央区の指定暴力団神戸山口組直系「山健組」の組事務所付近の路上で10日に発生した銃撃事件。山健組関係者とみられる30代と40代の男性2人が銃撃され、病院に搬送後に死亡した。兵庫県警は銃撃した男の身柄を確保し拳銃2丁を押収。殺人未遂の疑いで神戸山口組の対立組織で指定暴力団山口組直系「弘道会」傘下組織幹部、丸山俊夫容疑者(68)=鹿児島市=を現行犯逮捕した。

 今回の事件は山健組の事務所で月に一度の定例会が開かれる中、衝突を警戒し、配備されていた警察官の目の前で起きる異常ぶりだった。

 8月には現場から北東に約3キロ離れた弘道会の拠点事務所前で、組員がバイクに乗った犯人に銃撃され、重傷を負う事件も発生した。神戸で相次ぐ銃撃事件の背景には、約4年前から続く山口組の分裂騒動がある。今月中旬には分裂のキーマン、山口組ナンバー2の若頭、高山清司受刑者(72)=恐喝罪で懲役6年=が刑務所を出所する予定で、警察当局は抗争激化の呼び水になるとみて警戒を強めている。

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